9/25 シャンハイ・ヌーン

ブログを作成したので早速何か記事を書こうと思ったんですが、
いざ書こうと思うと何を書こうか迷ってしまい日にちが経ってしまいました。

色々考えましたが先日BDが発売されたばかりの【シャンハイ・ナイト】にしようかなとも考え…
ましたが、それなら先に【シャンハイ・ヌーン】にしようかなということで…。

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シャンハイ・ヌーン

邦題:シャンハイ・ヌーン
原題:Shanghai Noon
日本公開:2000年
米国公開:2000年
監督:トム・デイ
出演:ジャッキー・チェンオーウェン・ウィルソンルーシー・リュー 他
上映時間:110分
製作国:アメリカ合衆国

ラッシュアワーに続くジャッキーのハリウッド2作め。
面白いっちゃ面白いし、なんだかんだで笑うんですけど、何故だかなんとなく笑いきれないちょっと勿体無い感じもする作品です。
ジャッキーの演じるチョン・ウェインがちょっと根暗まじめなのはともかく、 全体的にもっとハチャメチャなぐらいが好きだなぁと思いつつ、
でも続編のナイトと比べたらヌーンの方がずっと良い出来だと個人的に思います。
アクションは多くはないけど、ジャッキーの動きにちゃんとキレもあるし、
ロープに蹄鉄を結びつけて武器にするシーンは凄くかっこよかったです。
武術指導に成家班と共にユン・ピョウが入っているんですよね。
最後、敵方と近衛兵とチョン(ジョン)・ウェインで三つ巴みたいになってしまうところは見ごたえありました。
ユー・ロングァンとジャッキーの対戦凄く熱くて、流石でしたね。
ちなみに酔拳を使う予定だったシーンがあったがなくなったとのこと。
実際に映画を見てみれば「ここだな」と言うのは分かりますが、これは是非見たかった…!

ただお話の方は若干ふわっとしすぎたのかなぁと。
最初の方に出て来たテキサス出身の新入りは これは敵方につくパターンかしらと思っていたらそういうわけでもなく。
ジョン・ウェインのインディアン嫁は融通の利かない強い押しかけ女房キャラ(分かりやすく言うとラムちゃん)かと思ったら何故か最後は他の男とくっつく…。
他にもどうやってそこまで移動したのかなどあやふやな箇所が見受けられます。
細かい事を言い出せば19世紀の設定で「カラテ」発言とか(これはナイトでも出てくる)、ジャッキーのそれは辮髪って言うの?とか色々ありますけども
でもそんなことはもしこれが香港映画だったら絶対に気にしてないよねって話でもあります。
楽しければいいんだよ!と思います。
ちなみに西部劇ネタが多く含まれるそうなので、そういう知識を入れてから見ればきっともっとずっと楽しめたのかもしれません。

個人的にジャッキーとオーウェンのコンビが凄く合っていて好みなので、なんだかんだ言いつつ好きな作品です。
アクション映画でスカッとしたい時よりは、秋の夜長にちょっと映画でも観ようかなという気分の時に。