11/20 捜査官X

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邦題:捜査官X
原題:武俠
日本公開:2012年
香港公開:2011年
中国公開:2011年 監督:ピーター・チャン
出演: ドニー・イェン金城武タン・ウェイジミー・ウォング、クララ・ウェイ、リー・シャオラン 他
上映時間:110分
製作国:香港、中国

なんとなくモヤッとするのは『捜査官X』と言う邦題です。
Xとは金城武演じる捜査官シュウのピンインの頭文字だそうですが、
原題の『武侠』のままの方が作品のイメージに合っていると思います。
それについてはまた後述します。

作品自体は好きです。大好きと言っても良いぐらい。
映像はそれなりにグロテスクな描写もありますが、景色はとても美しいです。
そのコントラストがまた良い。
イメージシーンや演技とはいえ、ドニーさんの怯える姿や 落ちそうになってウワ〜!なんてシーンも観れるのは、ちょっと楽しいかも…と思いました。

ドニーさんのアクションは勿論素晴らしいですが、ではストーリーはどうでしょうか。
シュウがリュウ・ジンシーを疑うのは分かりますが、橋から落としたり斬りつけたりなどどう見てもやり過ぎ。
そしてジンシーもあれでマジギレしないとは逆に怪しいぐらいです。
整合性やリアリティなんてどうでも良いんだよ!と言うタイプのアクション映画なら気にしない所ですが、そうではない気がするし…
(話は反れますが、ああいう過剰なまでの聖人描写って大陸の中国人が好きそうだなぁと思います。
古い香港映画でも「人が良い」的なシーンは勿論あるんですけど、個人的に大陸の方とは微妙なニュアンスの違いを感じます)

とモヤモヤ考えたところで気付いたのですが、
『捜査官X』と言う邦題が付いているために無意識に捜査の内容や推理に重点を置いて観てしまい、
必然的にミステリー作品としてのハードルを上げてしまっている部分が私の中にあったのかもしれません。
だからやっぱり『武侠』のままの方が合ってたと思うんだけどなぁ。

奥さん(タン・ウェイ)がとても健気で、ラストはどうかこのまま平穏に
幸せになってほしいと願わずにはいられませんでした。 ED曲はかなり謎。